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スーパーに勤務(回顧録)

2012年11月~翌年8月までは、倉庫作業の仕事をしておりましたが、採用を優先し、仕事内容を妥協した就活の結果の勤務のストレスから、年下の上司に対して中高年の部下が嫌われる最たる原因となる言動が出てしまい、その会社にはいられない状態に自らを追い込んでしまいました。

それは、”上司を言葉でやりこめ、会社の方針に口を出す”という愚かな行為の結果でした。

この反省は今後心に留めておかなくてはなりません。

しかし、現実としては反省だけでは私の置かれた状況は改善されません。生活を保つためには、次の仕事につかなくてはなりません。

9月に入り、新聞織り込みの求人紙を見ていたところ、”スーパーのパートのオープニングスタッフ”の求人をみつけました。

正直、時給は安いですし、勤務時間も4日/週×5.5H/日と社会保険加入条件を満たさない少ないものです。ですが事実上、パート=週30時間未満なので、いたしかた無しです。それでも家でモンモンとしているより遥かにましです。

オープニングスタッフですので、採用人数も多いでしょう。求人紙にも書いてありましたが、全員が同時スタートというのも安心感がありました。

ということで、応募。書類審査は無しで、面接時履歴書持参というものでした。大きなスーパーの新店舗の募集ですので、面接は市民会館で4人の面接官が並行しておこなっていました。

面接の中では、大学の非常勤講師とのWワークになること、そのために木曜日は出勤できないと伝えました。

アピールポイントとしては、

「直近の業務では建設重機の部品仕分けをしておりましたので、立ち仕事や、少々の重量物の運搬には適正があります。新人として、真摯な態度で業務を遂行いたします。」

と、スーパーと言えども多少は力仕事があるだろうと予想したうえで、上記反省点も含めておきました。

面接官に応募者の年齢層について聞いてみると、「もっと年上の人が多いです」ということでしたので、「年齢が採用の障害になることはなさそうだな」という感触を持って帰宅しました。実際に、後に私よりも一回り年上の人と一緒に働きました。

そして、採用の連絡を待ちます。期限までに連絡なき場合は不採用ということでした。へたをすると電話があっても外出中とか、トイレ中だったという不運で電話に出られなかったというだけの理由で不採用になるかも?なんて考えていましたので、期限までは気を抜けませんでした。

ところが、期限までに採用の連絡はなく、不採用だったとあきらめていました。

しかし、そのスーパーの導入教育が既に始まったある日、「もし次のお仕事が決まっていなければ・・・」と、いかにも補欠採用の連絡が入ったのです。勤務できない日を指定したことが、一旦不採用となった原因でしょうね。私の見る限り、人物を見るような面接とは思えませんでした。導入教育数日で、辞める人が出ること自体、不安でしたが、そこは気を強く持てば良いと、勤務させていただくことにしました。
あとでわかりましたが、理不尽な物言いをする本部社員が一名おりまして、私も一度ぐっと堪えたことがありました。まぁ、「どこにでもこういうのは居ますよ」と思うしかありませんね。教育後はその本部社員に接することがなかったのが救いです。

そして、その後2年5カ月このスーパーに務めました。仕事内容はグリーターというものです。グリーターとは「お客様案内係」と一般には言われますが、このスーパーではいわゆる雑務係でした。駐車場に放置されたカートの回収、レジに溜まった買い物カゴを回収し入口に積むといった内容がメインですが、館内清掃やゴミの回収もします。常にメインの仕事で目一杯でしたので、お客様が卵を落してしまった場合や、瓶を落して割ってしまったときなどに、館内放送で清掃を指示されるとパニック状態でした。最たるケースとしては、30kgの米をぶちまけられたこともあります。
このスーパーは、地域では安いと評判の店で、そのためか極限までに人件費を削っています。普通のスーパーならば、このお店のように400台規模の駐車場であれば、カート集めだけの要員を複数雇っているように見受けますが、私は上記業務内容を勤務時間の殆どの間一人でおこなっていました。しかも、男だから力があり仕事も早いだろうということか、忙しい時間帯にシフトを入れられていました。レジで行列を作っているお客様の間をカニのように横ばいで移動してのカゴ回収は、不自然な姿勢での力仕事を要求され、気をつけないとすぐに腰を痛めそうでした。

世の中のごく一部しか見ていないという点では、甘いと言われるのかもしれません。
しかし私には、きつい安い仕事という認識しかありませんでした。

そう思いながらも2年5カ月の間ここに勤務してきたのは、英語や数学のように潰しが効く教科担当でもなく、企業経験をベースにした品質管理という稀なニーズの中での非常勤講師であり、一般に講師の採用要件として必要とされるドクター卒でもなく、週に一日、4時間の仕事しかない非常勤講師の立場の弱さを知らず知らずに悟っていたが故に他なりません。

この仕事は外にいることが多い仕事でした。おかげで、どんなに寒くても、どんなに暑くても、平気とは言いませんが耐えられるようになりました。ならば他に時給の高い仕事があるでしょ。

と、この仕事は辞めたのです。

ここで反省すべきなのは、この仕事を辞めると腹を決めてから、再び中高年の扱いにくさを出してしまったことです。

これは私の不徳のいたすところです。戒め!!