「事件」カテゴリーアーカイブ

深夜給油監視の仕事を首になる

久々の更新となりますが、契約を更新しない旨の予告通告を派遣元会社から受けてしまいました。

私が悪いんですけれどね。

あまり詳しく書くと、どこのスタンドのことかばれかねませんので、少しオブラートに包んだ書き方をさせて頂きます。

もっとも、有給消化後に退職する身ですから、今更ばれようが問題ないような気もしますので、責任取れませんがね。

こう書いていくと事件の香りがしますよね。

皆様の期待に違わず、そのとおりなのです。

ドラム缶給油事件

セルフスタンドでは、お客様が車やバイク以外にガソリンを詰める行為は禁止されています。

例えば、隠れて携行缶にガソリンを詰めようとしたお客様を発見したならば、監視員としては給油機を停止させるなどの対応により、それを阻止しつつ、お客様に理解を求めるようなお話をしなければなりません。

ところがある日、ドラム缶を満載したトラックが給油レーンに止まったのです。夜中にドラム缶満載のトラックから複数の外国人。誰だって普通ではないと思いますよね。そして複数の外国人がトラックから降り立ち、一人は荷台に登りドラムカンの蓋を開けているではないですか。

私の手元のコンソールはレギュラーガソリンが選択されたことを表示。荷台の男はノズルを受け取りドラムカンにあてがっている。『おいおい、それだめだろ!』そう思うのですが、それと同時に身の危険を感じたのです。

こういう時って、家族の顔を思い出すものなんですね。

とにかく、最悪のことを考えてしまったのです。怪我をしたり殺されるならば乙4の免状が無くなった方がまだましだ。と。

それで給油許可ボタンを押してしまったのです。

もしかすると、指定数量の200ℓ未満で帰るかもしれない。そんな考えも空しく、彼らが4本目のドラム缶に給油を始めたときです。ドラム缶1本は200ℓですので600ℓ超、800ℓ以下の量です。

そのとき、私は、警察に通報したのです。

これにより、顧客にガソリンを携行缶に給油させるだけでもダメなのに、指定数量を遙かに超える量の給油をさせたという私の罪も発覚したわけですが、指定数量を遙かに超えた量のガソリンを搭載した未許可車両が事故を起こしたりすれば、私だけでは済まない大事件になると判断したのです。

この仕事、とても気楽で良いな~♪などと考えていましたが、危険物乙4の資格を行使するということは、これほどに重いことなのだ!と思い知らされました。

当初はおとがめ無し?って感じだった

『真夜中にドラム缶満載のトラックから複数の外国人ですから、身の危険を感じて給油許可するしかありませんでした。』という説明が通ったのか、事件後のお派遣元との契約更新も無事行われました。

あ~おとがめ無しだったのだな。と思いながら勤めておりましたが、その後更なる契約更新は行わない旨の通達がありました。

ということで、現在有給消化中なのです。『身の危険を回避したあなたの行動は正しい』と、派遣元の一人には言われていましたので、まさに寝耳に水のできごとでした。

自己の罪の発覚も顧みず、通報した勇気が正当に評価されなかったと思わざるを得ないことが残念でなりません。

組織とはそうしたものなのでしょうね。現場を知り面識ある人は『あなたは正しかった』と言うのですが、現場を知らないお偉いさんからすれば、人を罰しないと事件は終わらないのでしょうね。

自分で言うのも何ですが、むしろ、このような修羅場を経験した人間の方が、今後の安全に寄与できると思うのですが、とりあえず首にして経験の浅い人を雇うのってどうなんでしょうね。有給消化だなんて、意外とブラックじゃないのね?と嫌みでも言っておきます。

そんなこんなですが、ちょっと時間の余裕ができるので、今後更新が増える予感です。